事業概要
工学テニュアトラック
福井大学では、「男女雇用機会均等法」第8条(女性労働者に係る措置に関する特例)の規定により、女性教員の割合が相当程度少ない現状を積極的に改善しています。
本事業では、学長を本部長とするテニュアトラック推進本部のもとに「アメニティ工学女性若手リーダー育成特区」を設け、工学分野にて世界をリードしうる優れた若手女性研究者を国際公募により広く求め、公正で透明性の高い審査により、意欲あるテニュアトラック教員を採用します。なお、アメニティ工学女性リーダー育成特区では、ヒトの生活に心地よさ、快適さをもたらすことを目的として総合的、学際的に展開する学問領域としての「人間の総合感覚としての快=アメニティ」に関した工学的研究を行うものとし、具体的な研究分野としては、建築・建設・繊維・材料・バイオ・エネルギー・エレクトロニクス・情報通信・安心安全・ヘルスケア・介護ロボット・数理科学との学際分野などの工学全般を想定しています。
採用されたテニュアトラック教員には、充実した研究環境と潤沢な研究費を与えて、工学研究科、プロジェクト研究センター及び博士人材キャリア開発支援センターなどの教員の協力のもと、他の組織と独立に高い水準の研究を実施させるために必要な支援等を行います。
また、本事業終了までに本学にふさわしい形でのテニュアトラック制度を検討し、よりよい形での定着の検討も行います。
福井大学工学研究科では、地方の大学として限られた予算と人材を最大限に活用し、地元福井ならびに北陸地域の産業と地域の発展に貢献するとともに、特定の分野の研究で世界をリードすることを目標として5つの重点領域を設定しています。
本事業では、学長を本部長とするテニュアトラック推進本部のもとに「重点研究若手リーダー育成特区」を設け、工学分野にて世界をリードしうる優れた若手研究者を国際公募により広く求め、公正で透明性の高い審査により、意欲あるテニュアトラック教員を採用します。なお、重点研究若手リーダー育成特区では、「繊維・機能性材料工学」、「原子力・エネルギー安全工学」、「安全・安心の設計工学」、「遠赤外領域」、「窒化物半導体」の5つのうち、いずれかの研究領域を想定しています。
採用されたテニュアトラック教員には、充実した研究環境と潤沢な研究費を与えて、工学研究科、プロジェクト研究センター及び博士人材キャリア開発支援センターなどの教員の協力のもと、他の組織と独立に高い水準の研究を実施させるために必要な支援等を行います。
また、本事業終了までに本学にふさわしい形でのテニュアトラック制度を検討し、よりよい形での定着の検討も行います。